いつもサイユウキッチンへのご来店、誠にありがとうございます！

当店は、横浜中華街中華料理の老舗、【聘珍楼】で修業を積んだ

サイダ―マンこと店主のサイダが心を込めて手作りしたお料理を提供しています！

 

お店に来た事ある方もない方も店主がどんな思いでこのお店をオープンさせ営業しているのか？

そんな思いを伝えれたらなと思って今文章を書いています。

ちょっと長い文章ですがお付き合いいただけたら幸いです！

 

 

１９７５年8月11日横浜生まれ。（明日誕生日！（笑））

小学生のころからキッチンに入り母が料理を作ってるのを見るのが好きでした。

その頃から調理の手伝いをしたり真似して作ったりとしているうちに

自分が作った料理を食べているのを見るのが楽しいな、と思っていました

中高はサッカー少年。部活漬けの毎日でした。進路は全く考えず高校３の時に

手に職をつけたいと考えて『調理師専門学校』に。

卒業後19歳で料理の道に入り１３間『聘珍楼』（青葉台店→仙台店→横浜中華街本店、すべて閉店）

４年間たまプラーザテラスにオープンした（現在はありません）『クリスタルジェイド上海ガーデン』

という17年間厳しい修業時代を過ごし３６歳で独立。

２０１１年８月に横浜藤が丘に『さいゆうき』という中華料理店を開業しました。

当時は東日本大震災があった直後で非常に世の中も不安定、日本中が落胆している中で

『自分が作る料理で少しでも笑顔になれる人を増やしたい！』という想いを掲げオープン。

大変な中、孤軍奮闘し藤が丘や青葉区にお住いのたくさんのお客様から御贔屓にしていただき

約１０年間営業を続けて来ました。

順風満帆に見えたお店の営業も『藤が丘駅前開発』というプロジェクトが進んでいるという理由から

２０１９年に『早期退転』を迫られることになります。

慣れ親しんだ藤が丘を離れるという不安な気持ちの毎日。

そんな時『新型コロナウイルス』が蔓延し始めるのです・・・。

マスク着用や消毒の徹底、外出自粛、時短営業などの指示。

世の中は混乱していました。そんな時期に１人での営業と移転場所探し。

どうなってしまうんだという気持ちの中ようやく見つかった『成瀬』という場所。

ちょうど移転時期は２０２１年8月。皆が経験した事の無い『緊急事態宣言』というものが発令されたときでした。

「果たして無事にお店が作れるのか？」「オープンしたとしてお客様が来るのか？」

不安でいっぱいの毎日。でも家に帰れば妻と娘が笑顔で「大丈夫だよ、パパなら！」と支えたくれました。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。工事の遅れなど多少ありましたが

施工会社さんも頑張ってくれた甲斐があり、無事に

２０２１年８月２８日『サイユウキッチン』オープン。

 

藤が丘時代に名付けた『さいゆうき』は

僕『さい』だ、

娘『ゆう』か、

妻ま『き』

 

成瀬の『サイユウキッチン』は『さいゆうき』を引き継ぎ

『サ』んびゃくろくじゅうごにち

『イ』つでも

『ユ』かいで

『ウ』まい

『キ』っちん（皆が集う場所）

という意味合いを込めて名付けました。

 

新型コロナウイルスの影響の中、オープン当初から通って下さる常連様に支えられ何とかかんとか営業を続けてこました

今年５月に５類になり、ようやくすこしづつ地域の皆様に足を運んで下さるようになり本当にうれしい限りです

成瀬というこの地にご縁があり移転してこれたことに感謝しています。

これからもっと地域の皆様に楽しんでもらえるように営業をしていきたいと思っています。

これからの僕の夢は

お酒好きさんも飲めない方も若者も年配の方もみんなが楽しく集いあえる

成瀬街道沿いの憩いの地域。

『成瀬横丁』

 

これからもサイユウキッチンの応援、よろしくお願いします！

 

 

店主　サイダ―マン、妻マッキー